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ZEPHYR1100 カスタム計画

ZEPHYR1100 カスタム計画

ホイール

      ゲイルスピード 007.JPG

メーカー:ACTIVE
パーツ:GALESPEED TYPE-C ポリッシュ
定価:
パーツ選択:
ZEPHYR1100のカスタムとは切っても切り離せないのがホイールです。ゼファーはフロント18インチによるタイヤの選択肢の少なさ・リア160サイズと言うミドルネイキッドクラスのタイヤの細さ、また前後ともホイールは重量級!おまけにカラーは謎のツートンカラーといい所なし・・・(泣
唯一18インチによる車両の迫力には一役かってます!!!
そこでホイール交換となる訳ですが、ホイールを選ぶ際に重要になる項目がいくつかあります!
1つ目は材質の選択です。これはホイールの重量に大きく影響してきます。
高価で超軽量なマグネシウム鍛造は前後で約7.8kg軽量になると言われています。比較的安価で軽量なアルミニウム鍛造はマグ鍛の半分程の値段で買えますし約5.5kg軽量と言われています。
しかしホイールはバネ下の軽量に当たるので、少しの重量の差でもバネ上軽量の3倍の効果があると言われています。またエンジン本体が重いゼファーを軽くするにはマフラーかホイールを軽くするしかないとまで言われているので、マグ鍛の軽さは魅力的ですよね。
2つ目は形です。ゼファーは比較的オールドルックなので3本スポークなんかが似合いますね。残念な事にマグ鍛ではY字スポークと呼ばれるレーシーなタイプしかなくここで軽さか見た目の二極に分かれるかと思います。
最後は色です。バイクを造っていく上で車体に入る色は2・3色でまとめた方が良いと言われていますので、これは車体色と好みを考えて入れるのがベストでしょう♪
そして総合的に考え決めたのが今回のGALESPEED TYPE-C ポリッシュでした。
簡潔にY字スポークは入れたくなかった。カラーはポリッシュが良かった。スマートな形が良かった。という感じで決まりました。
ちなみに多くの人にカスタム前にアンケートを取りましたが、ノーマルでいいじゃん!と言われました。これは5スポのシルバーで似合ってるよ!?と言う都合のいい解釈でもありますが、本音なのかもしれないですね。



      ~~~フロントホイール~~~

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まずはホイールにタイヤを組みつけなければ何も始まりません。チェンジャーの無い方はお店へドゾー( 一一)! 組みついたら窒素ガスを封入していきます。窒素ガスは漏れずらい、温度変化による膨張が少ない、乗り心地がいいと良い事だらけ。真空装置を使用してタイヤをぺしゃんこにします。


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真空になりましたら、窒素切換え弁をON!にしてタイヤに充填していきます。フロント:2.25kg リア:2.5kg
バルブキャップにはイヤラシクN2キャップをつけましょう。
空気圧調整の時に通常エアーで調整されない為の予防にもなります。


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ここからは車体からホイールを外していきます。
ホイールを外す時に邪魔になるので、まずはキャリパーを固定している2つのボルトを外しキャリパーを外しましょう。


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スピードメーターケーブルもプライヤーで挟み込み緩めれば比較的簡単に外すことができますので切り離してしまいましょう。


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次はアクスルシャフトを固定しているボルトを緩めていきます。右側のフロントフォークのヘキサゴンのボルト2本で固定されています。これは緩めるだけでOK!


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ここまできたらアクスルシャフトをヘキサゴンで緩めていきます。完全に緩めてシャフトが手で引っ張って抜ける所まで来たら、シャフトに負荷が掛からないようにタイヤの下に足を入れてシャフトを抜いてきましょう。これでタイヤが外れるはずです。


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タイヤが外れたら、左右のディスクローターを外します!ディスクローターもヘキサゴンのボルトで固定されていますが、このボルトにはネジロック剤が塗られているので非常に硬いです。緩める時は緩めたら少し締め方向に回す・・・を繰り返し、ネジロック剤を切り離しながら緩めてきましょう。
一回で緩めきろうとするとネジ山の通路にネジロック剤がつまり山を駄目にしてしまう事があります。


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ディスクローターが外れたら次はスピードメーターギアと噛み合うカラーを外します。カラーはスナップリングにより固定されているので、握ると縮むタイプのスナップリングプライヤーを使用してスナップリングを外します。
スナップリングが外れてしまえばカラーは簡単に取れます。

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18インチのゼファーを17インチにする場合、フロントホイールの回転から車速に変換しているゼファーだとズレが生じてしまいます。
そこでZRX400(フロント17インチ車両)の純正スピードメーターギアを使用します。ゼファー1100純正と並べてみましたが全く同じように見えます。


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しかしZRX400のスピードメーターギアを使用すると、まれにカラーのツメ(指をさしている箇所)が引っかかってメーターギアに入らないことがあるようです。実際にメーターギアの奥までカラーがしっかり入りスムーズに回転するか確認しましょう。上手く入らない場合はやすりをしようしてツメを削りましょう!削りすぎるとメーターギアに引っかからなくなり車速が出なくなってしまうので要注意!


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スピードメーターギアとカラーの相性の確認が完了したら、新しいホイールにカラーを取りつけていきます。先程と逆手順でカラーを入れた後にスナップリングをはめ込めばOKです。スナップリングをはめた後、カラーを指で回してスムーズに回るかを確認しましょう。


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次は先程外したディスクローターを取りつけていきます。ボルトには再びネジロック剤を塗布してから取りつけていきましょう。取りつけのポイントとしては、制動時にローターがキャリパーに引っ張られる方向(進行方向とは逆)に予めローターを寄せながらボルトを締めていきましょう。そうする事で後の緩み防止になります。またボルトは星形になるような順番で数回に分けて締めつけていき、最後には規定トルクで締めつけましょう。トルク管理をしないとローターの振れに繋がってしまいます。


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ホイールを取りつける準備ができましたら、今度はステムを変えましょう!
(とは言うものの、ここはお店でやってもらったので簡略化)
インチダウンの対策を何もせずに17インチのホイールを装着すると旋回時にハンドルが勝手に内側へ切れ込む症状が出て非常に危険です。
またフォーク延長だけでも車体のディメンションが変わってしまうのでハンドリングが変わると言われています。
ノーマルの乗り味を取り戻すにはステム交換しかないみたいですね。


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ホイール・キャリパー・スピードメーターギアを取りつけ、仮止め状態にしておきます。ここでステムの上から体重をかけてフォークを数回ストロークさせてホイールのセンター出しを行ってから本締めをしてください。これでフロントホイールの取り付けは完了です。
フロントフェンダーの隙間が気になる方は純正をカットか社外の17インチ用フェンダーにしましょう~。

      


       
    


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